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北海道地区数学教育協議会
宗谷算数・数学サークル

■活動指針

 今ほど「子どもたちと未来を語る教育」が求められているときはありません。どの子も「わかりたい。楽しく学びたい」と望んでいます。「競争心をあおり立てることによってやる気を起こさせる教育」は破綻しています。子どもの知的好奇心に依拠し、知る喜び、わかる・できる喜びを養っていく実践が重要です。いまこそ、「楽しくわかる数学教育」が求められています。

 算数・数学を「受動的に反復練習・暗記するだけ」の対象と見ないで、生きた人間が現に行っている「能動的に働きかけていくもの」としてとらえるところから出発し、創造的な研究と実践を繰り広げていきましょう。

 こうした研究や実践を押し進めるためには、内外の「教条」や「権威」を排し、研究会・サークルでの活発な討議・実践をすることが何より大切です。研究と実践が実を結ぶために職場や地域に根をはり、息の長い活動をみんなで追求していきましょう。

■数学教育協議会指標

われわれは、憲法と教育基本法を貫く平和と民主主義の教育を実現することをめざし、その一環としての正しい数学教育を打ち建てるために献身的な努力をささげる。
正しい数学教育はすべての国民が自ら正しい世界観を形成するための確固たる土台を準備するとともに、科学技術のめざましい発展の予想される未来社会において、積極的に活動し得るための基本的能力を提供するものでなくてはならない。
研究は理論と実践との有機的統一のもとにのみ正しく発展することができる。理論は複雑多岐な現実の背後に潜む法則を探求し、実践は現実の中に意外な事実を発見して、古い理論を修正し、変革する。この二つの側面が正しく統一されるように努める。
われわれの理想に向かって研究と運動を進めていくためには、数学教育協議会は強い団結力を持つ有機的な集団でなければならない。強い団結力は、全会員の総意をあくまで尊重する自由討議の雰囲気と、自由討議の上で決定された方針をあくまで守っていく集団の規律によってのみ保証される。
われわれの理想は、多くの国民の努力によって初めて実現することができる。日夜教育の仕事にたずさわっている教育者はいうまでも無く、父、母、専門学者、学生など、およそ教育に関心のある国民すべてに呼びかけて、手を携えてわれわれの理想の実現に向かって進んでいくことを願ってやまない。